【頸椎ヘルニア】原因と改善方法
皆さん、こんにちは!
本日は頸椎ヘルニアについて解説していきたいと思います。
ヘルニアというと腰のヘルニアを思い浮かべる方も多いと思いますが、頸椎のヘルニアもあるんです!
頸椎には頸髄(脊髄)と呼ばれる神経組織が通っており、脳から手や肩に向けて送られる信号は全てこの頸髄を通して届けられます。各頸椎の間には椎間板と呼ばれる組織があり、上下の頸椎を支えるクッションの働きを持っています。この椎間板が破れて各神経を圧迫するのが頸椎ヘルニアです。
頸椎ヘルニアの原因
椎間板が飛び出してくる原因として、姿勢の悪化などによる椎間板機能の低下です。近年ではパソコンやスマートフォン、タブレットの普及が進み、首を前に突き出したり、手元を見る時間が長くなり、頸椎への負担が増えていることが原因です。
これらの姿勢を積み重ねることにより、頭部の重みに耐えられず、椎間板の外側の膜に亀裂が入り、中にある髄核が飛び出すことにより、神経が圧迫され、痛みやしびれなどの症状を引き起こすのです。
頸椎ヘルニアの改善方法
一般的には1側上肢への放散する痛みのみの場合は保存療法や安静により軽快することが多いです。
しかし、麻痺や筋肉の萎縮を伴った場合や両側の手に症状が見られる場合には、症状の進行も早く、その程度が高度のものであれば出来るだけ早い時期に手術的療法を検討する必要があります。
症状として上肢への放散痛が主たるものでは、いわゆる保存療法と呼ばれる治療方法を行うことを原則とします。
保存療法としては、頸椎牽引療法や頸椎カラーなどの理学的療法などがあります。ただし、これらの療法により症状が悪化することもあり得ますので注意が必要です。
痛みの程度が強い場合は筋弛緩剤や消炎鎮痛剤などが用いられます。「しびれ」などにはビタミンB剤が用いられます。
脊髄に対する圧迫を取り除き、頸椎を固定することが目的になります。手術療法としては、全身麻酔化で頸部の前から到達する方法を取る場合が原則です。
それでも治らないという方はもっと別のところに原因がある可能性があります!この頸椎ヘルニアに至るまでの姿勢不良や生活習慣による体の歪みを整えることで、頸椎ヘルニアの症状が緩和されるので、整体での治療もご検討ください。
歪んでしまった体を整えるには薬ではなく、筋肉を正しく使えるようにし、骨格を整えていく施術が必要です。
整体の他にも、鍼灸治療やストレッチなども有効ですので、是非試してみてください。
ただ、自分には一体なんの施術が必要で、どうしていけばいいのかわからないという方は1度プロの先生に診てもらうのがオススメです!
もし、弘明寺まで通院が可能であれば、「頸椎ヘルニアをどうにかしたい」とお考えであれば是非下のURLからご相談下さい。