【頸椎ヘルニア】自宅でできるセルフケアやストレッチ
首のヘルニアである「頚椎椎間板ヘルニア」は、腕や手のしびれが出てきたり、握力が低下したりする整形外科疾患の一種です。
頚椎椎間板ヘルニアになると仕事や日常生活に支障が出てしまい、治療期間が長くかかる場合もあります。
頚椎椎間板ヘルニアは仕事や日頃の生活習慣から生じる場合もあるため、正しい姿勢やストレッチ方法などを理解することで予防できるでしょう。
この記事では、頚椎椎間板ヘルニアの予防方法やストレッチの方法などを解説していきます。
そもそも頸椎ヘルニアとは?
違う記事でも少しお話致しましたが、おさらいも兼ねてもう一度説明をさせて頂くと、首の骨と骨の間にある「椎間板」の中身が飛び出し、神経に影響が出る病気です。
神経に障ることで腕・手のしびれや握力の低下、触った感覚が分かりにくくなるなどの症状が出現します。
重症になり脊髄に強く影響するようになると、手の震えが出てきたり、上をむくことができなくなったりするため、早めの治療や発症を予防することが大切です。
頸椎ヘルニアの予防方法
頚椎椎間板ヘルニアは、姿勢や首の使い方が原因となる場合が多いです。
そのため原因となる姿勢や首の使い方に気を付けることで、頚椎椎間板ヘルニアになるのを予防できるでしょう。
この章では、頚椎椎間板ヘルニアを予防する過ごし方を解説します。
頚椎椎間板ヘルニアは、猫背やストレートネックの姿勢で過ごし続けることで発症しやすくなります。
首の骨は本来、適度な前弯(前側に反っている状態)があることで負担がかかりにくくなります。
猫背やストレートネックによって首の反りがなくなると、椎間板に強い負担がかかり、ヘルニアが起こりやすくなるのです。
猫背やストレートネックは、背中を伸ばす意識や、骨盤を立てて立ったり座ったりする意識を持つことで改善できます。
姿勢を正す意識を常に持ち、椎間板への負担を減らしましょう。
デスクワークや大工仕事など、長時間首を反ったり下を向き続けたりする仕事は、首に負担がかかり、姿勢が悪化する可能性が高くなります。
長時間首を使い続ける方は、こまめに首のストレッチを行なったり、仕事や作業が終わってからゆっくりお風呂に入って体を温めたりして、血流をよくしたりケアをしっかり行いましょう。
また、椎間板は血液から酸素や栄養を受け取り、みずみずしさや弾力性を保っています。
血行が悪くなるような習慣はヘルニアの発症確率を高めてしまうため、喫煙や高血圧・高血糖などの生活習慣には注意しましょう。
睡眠中の首の緊張や頭の位置などは、頚椎椎間板ヘルニアに大きく関わります。
自分の骨格や姿勢に合っていない寝具を使うと、首の形が不安定なまま寝てしまい、長時間の睡眠中に首へ負担がかかってしまうのです。
首の反りに合う枕や、背骨の弯曲に合うマットレスなどを使用することで、寝ている間の首への負担を減らせるでしょう。
頚椎椎間板ヘルニアは首の筋肉や姿勢の不良によって生じるため、日頃からストレッチを行なうことが予防に役立ちます。
スマホやパソコンを使用するのが当たり前の現代では、首や肩の筋肉が強張り、頚椎へ負担が増えている方が非常に多いです。
毎日お風呂上がりなどにストレッチを行うことで、長期的にヘルニアになるリスクを減らしましょう。
まとめ
頚椎椎間板ヘルニアは、早期の発見と治療開始により、悪化を防ぎ後遺症を残さずに治癒可能です。
ただ、今回お伝えしたセルフケアだけではどうにもならないという方もおそらくいらっしゃるのではないかと思います。
そんな方は当院でも頸椎ヘルニアの治療を行なっておりますのでお気軽にご相談頂ければと思います。
整体院トータルハリケアでは、初診時に丁寧に問診・検査をお行い根本原因を徹底的に追求し、病院では教えてくれないようなセルフケアなどもお伝えし、再発予防も行なっております。
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